メモの魔力に書いてあることは簡単に言うと
身の回りの出来事を自分の成長へと繋げようということです。
僕もこの本を読んで、毎日気づいたことをメモするようになりました。
自分の考えや気づいたことを書くという習慣がなっかたので、自分の思考を整理することができますし、普段自分がどんなことを考えているのかということも分かります。
具体的に僕がメモの魔術を読んで、学んだことをお伝えしていきます。
メモで日常をアイデアに変える
日常に起こることから何か気づいたことを見つけて、自分にどうすれば役に立つかを考えていきます。
「メモ」というと、この人の話大切だからメモしておこう!とか
明日することを忘れないようにメモしておこう!といった、情報を記録しておくためにメモするということが一般的かと思います。
しかし、メモの魔力で書かれている「メモ」は、
アイデアを記録するためもメモです!
自分の心に残ったことを書き(ファクト)、それは一般的にどういうことなのかを考え(抽象化)、自分の行動に移す(転用)という3段階でメモしていきます。
例えば、この人の話分かりやすいな(ファクト)、結論をまず言ってから自分の考えを言っているからわかりやすいのか(抽象化)、自分も結論を言ってから話を展開していこう(転用)
このように、日常的に感じたことを自分はどのように行動すべきかという段階までもっていくことが大切です。
メモで思考を深める
僕の感覚的に、この第二章が一番大切なのではないかと思いました。
最終的にこの本では、メモをとることを当たり前にしようということを伝えています。
この本で伝えたい「メモを取る」ということは、ある物事を抽象化して、転用するということでした。
これは要するに、具体的な物事から、様々なことに通じる要素に抽象化して、また具体化する。
という具体→抽象→具体の流れです。
ということは、メモを取ることが目的なのではなくて、メモを取ることは具体例を抽象化するための思考力を鍛えるための手段なのです。
その思考力を鍛える時に意識すべきことが、具体例に対して「What」や「How」や「Why」を考えることです。
「What」は具体例に対して、これは何を言っているのかと考えること。
「How」は具体例に対して、これはどのような仕組みになっているのかを考えること。
「Why」は具体例に対して、これはなぜ売れているのか、なぜ心に残るのかを考えること。
人に話す時などは「What」を、自分の中で分析する時は「How」や「Why」を意識していきましょう。
メモで自分を知る
この章では、今まで学んできた「ファクト」→「抽象化」→「転用」を自分の体験に当てはめます。
そして、自分の得意なことや、これからやりたいこと等を見つけていきます。
将来本当に自分がやりたいことを見つける手段として、メモを活用するわけです。
これは、7つの習慣の第2の習慣の「終わりを思い描くことから始める」ということの手助けをしてくれるでしょう!
僕も自分に対してメモを取るという方法を使って、自分がやりたいことや、どんなことが好きなのかを見つけました。なので、皆さんにもオススメできます!!
7つの習慣については以下の記事を参考にしてください!
メモで夢をかなえる
皆さんの将来の夢は何ですか?
将来の夢でなくても、将来なりたい姿はどういった姿でしょうか?
考えていない人は今考えましょう!!
自分の夢を言語化して、自分がよく見るところに書いておきます。すると、夢が叶う可能性が高まります。その理由は、
自分の夢を書いた紙をみると、夢に向かって頑張ろうと意識する回数が増えるからです。
そして、やる気のある人は行動に移します。行動すると、夢に一歩近づきます。
この繰り返しをすることで、自分の夢を叶えることができます。
なりたい自分に近づくために着実に努力することが大切だというわけです。
また、夢を叶えるためには他人の協力が必要だと思います。自分一人で夢に向かって突き進むのも良いと思いますが、同じ志を持った仲間や、協力してくれる仲間と一緒に頑張るほうが夢を実現しやすいでしょう。例、ワンピースのルフィー
そこで、自分の考えを相手に上手く伝えるために「ストーリー」を語れるようにしましょう。なぜこういうことを実現したいのかや、このように考えた背景を伝えるれるようにしましょう。
メモは生き方である
この本で書かれていることを実行したら、自分の夢に向かって一歩ずつ進むことができるでしょう。しかし、メモを取ることを続けなければいけません。
要するにメモを取ることを習慣化すべきだということです。
習慣化させて、メモを取ることを毎日しないと気がすまない状態までもっていきましょう。
メモをすることによって自分を見つけ、これからの方向性を確認し、行動する。そして、またメモをする。
このルーティーンで自分の夢を実現させましょう!!
まとめ
この本に書いてある内容は、僕が今まで読んできた本のエッセンスが詰まった本だと感じました。
思考は現実化する、7つの習慣、やってのける、小さな習慣、思考の整理学等の様々な分野の知識が凝集されています。
また、前田さんの「熱意」が伝わってきて、自分も何か行動しないとという気持ちにさせてくれます。行動するきっかけは前田さんに与えてもらいました。
行動する人は夢へと1歩進めます。行動しない人は、自己満足で終わってしまいます。
夢を実現するためのノウハウはこの本に書いています。
後はあなた次第です。