この記事の対象者
- 好きな人に嫌われたくない人
- 影響力をもったひとになりたい人
- 人間関係に悩みがある人
上記のことに当てはまったら。ぜひこの記事を参考にしてください!
それでは見ていきましょう!
テクニックより先に身につけるべきこと
あなたが「この人の話なら聞いてもいいな」と思う人はどんな人ですか?
まず、考えてみてください。
優しい人、行動力がある人、自分のことを気にかけてくれる人、いざという時守ってくれる人
色々思いついたと思います。
それでは、もう一度あなたに質問をします。
あなた自身が「この人の話なら聞いてもいいな」という人になれていますか?
ここがポイントです。
自分自身が「この人の話しなら聞いてもいいなと思える言動を日常で取っている」ことこそが、「人を動かす」ための土台となります。
話しかたのテクニックより先に身につけるべきは、
話しを聞くに値する「人としての振る舞い」です。
まずは、その土台を整えましょう。
土台を整えたあとは、「人の心が動くメカニズム」を理解しましょう。
人の心が動くメカニズム
人の心を動かすために理解しておくべき事実があります。
それは、人間は全て感情によって動いているということです。
例えばこんな経験はないでしょうか??
相手の行っていることは正しい、でも感情的に許せない。
相手に対して怒りを感じている時は、相手の発言を素直に受け入れられない。
私たち人間は、どんなに論理的に正しいことを言われたりしても、「感情」が同意していなければ、真に受け入れることはできません。
なので、人の心を動かしたいのであれば「感情と欲求の関係性」を正しく理解する必要があります。
「感情」は私達の欲求と厳密につながっていて、「こういう欲をみたしたい!」という感情が人を動かし、人は自分の欲求が満たされる場所、自分の欲求を満たしてくれる人を求めて動き出します。
つまり、私たちが多くの人々の欲求を満たせる人間になれば、自然と人は集まってくるのです。
その欲求を満たすためのキーワードが「安心感」と「自己重要感」になります。
「安心感」と「自己重要感」
人間には5段階の欲求があると言われています。
生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求
の5つです。
生理的欲求は、生命を維持したいという欲求
安全の欲求は、身の安全を守りたいという欲求
所属と愛の欲求は、他者と関わりたい、集団に属したいという欲求
承認の欲求は、自分を認めたい、他者から価値を認められたいという欲求
自己実現の欲求は、能力を発揮して創造的活動をしたいという欲求です。
この中で、「伝え方」や「コミュニケーション」で満たすことができる欲求は何でしょうか?
それは、心の安全を求める「安心欲求」
安心できる人と繋がりたい「所属と愛(つながり)」の欲求
認められたい「承認欲求」です。
「安心欲求」と「所属と愛(つながり)」の欲求は、
「安心したい」という思いが根底にありますから、
「安心感」という言葉でまとめることができます。
「承認欲求」は「自他共に認められる存在でありたい」という欲求であり
「自分は価値のある存在なんだ」という「自己重要感」を得たいということになります。
まとめ
この記事では、人の心を動かすために必要なことを書きました。
人の心を動かすには、人の欲求である「安心感」と「自己重要感」を満たしてあげるべきだという話しをしました。
相手の欲求を満たしてあげることができる人になると、自然と人を動かすことができます!
日々このことを意識していきましょう!
今回参考にした本を紹介!