役立ち

チームでの活動〜THE TEAM 5つの法則から学ぶ〜

理解

学生生活で経験したことがある人が多い、チームでの活動。

就職の面接では必ずと言ってよいほど、チームでの活動経験が聞かれます。

しかし、チームでの活動のお手本や最善の行動が何なのかを知らない人がほとんどだと思います。

チームで活動する上でとても大事なことが書いてあるので確認していきましょう!!

良いチームとは何か。

5つの法則が必要だと筆者は言っています。

就活の時に、必ず聞かれるやつだ、、

 

Aimの法則

考える

Aimの法則は、目標設定について書いてあります。

結論から言うと

目標設定の時は意義目標成果目標行動目標をたてよう!

と書いてあります。

よくある例で言えば、3人のレンガ職人に何をしているのかを聞いて答えに視点の違いがあったという例です。

 

1人目は、「レンガを積んでいる」と答えました。(行動)

2人目は、「教会を作っている」と答えました。(成果)

3人目は「みんなが幸せになれる場所を作っている」と答えました(意義)

このように、同じ作業をしていても何を意識しているかが異なってきます。

 

意義目標だけを設定しても具体的な作業がはかどらない可能性がありますし、行動目標だけを設定すると、自分なりの新しい工夫が出てこなくなる可能性があります。

 

なので、3つの目標を考えて、何のためにその作業をしているのかを自分で考えて行動できるようなチームを作っていきましょう。

 

Bordingの法則

Bordingの法則は人員選定(メンバー選び)についての法則です。

「何をやるか」と同様に「誰とやるか」は、チームのパフォーマンスに大きな影響を与えます。

メンバーを選ぶ際、自分のチームはどのタイプのチームなのかを意識して選びましょう。

 

チームのタイプは大きく4つに分けられます。

チームのタイプを分類する要素は、「環境の変化度合い」と「人材の連携度合い」の2つです。

「環境の変化度合い」が大きいと、求められるスキルが早く変わっていきます。

なので、メンバーの入れ替わりを頻繁に行い、メンバー選定の基準を下げたほうが良いです。

「環境の変化度合い」が小さいと、求められるスキルがある程度固定されます。なので、メンバーはある程度固定で、メンバー選定の際の基準をある程度厳しくしたほうが良いです。

 

「人材の連携度合い」が大きいと、1つの活動を複数のメンバーで分担して取り組むことになります。

なので、異なるタイプの能力を持ったメンバーを集めるほうが良いです。

 

「人材の連携度合い」が小さいと、ひとつひとつの活動を、ひとりひとりのメンバーが自己完結して取り組むことになります。

なので、似た能力を持つメンバーを集めるほうが良いです。

以上のことから、チームにメンバーの入れ替えが必要かどうかや、どのような人材を集めればよいのかは、チームのタイプによって決まってくるということが分かります。

 

Communicationの法則

Communicationの法則は意思疎通についての法則です。

チームとして高いパフォーマンスを生み出すためにメンバー同士の効果的な連携は必要不可欠です。まずは、適切にルールを設計し、無駄なコミュニケーションを減らすことが必要です。

 

適切なルールとは、4W1Hでルールを決めることが良いです。

4W1Hとは What, Who, Where, How, Whenのことを指します。

What 何をルールとするのか

Who 誰が決めるのか

Where どこまで責任を負うのか

How 何を評価するのか

When どれくらい確認するのか

この4W1Hを4つのチームのタイプに当てはめて、最適なルール設定をします。

 

最適なルール設定をして、コミュニケーションの複雑性を下げることができます。

ルール設定では、コミュニケーションの内容に着目しました。

しかし、コミュニケーションにおいては相手との関係も重要になってきます。

相手との関係が悪いと、負の感情が影響して、良いコミュニケーションができなくなってしまいます。

相手との関係を良好に保つためにも、まずは相手を理解することから始めてください。

 

 

ここまでは、コミュニケーションの「誰が」に注目し、

相手にとって「自分のことを分かってくれている」と感じられる発信者になることによって、コミュニケーションを阻害するネガティブな感情を取り除くアプローチを紹介してきました。

 

次に考えることは、「どのような場」でコミュニケーションをすることが効果的なのかということです。

 

この場で発言してもどうせ無駄だよなとか、批判されたらどうしようとか、バカだと思われたらどうしよう

といった不安をなくすような場を作るべきです。

 

心理的安全が保証されるような場を作ってコミュニケーションをしていきましょう。

 

 Decisionの法則

話す

Decisionの法則は意思決定についての法則です。

チームで意思決定を行うには、どのように決めればよいのか 。

また、話し合いの時に意識すべきことは何かをお伝えします。

 

まず、チームで意思決定を行う際、合議(皆で話し合う)か、多数決か、独裁の3パターンがあります。

この意思決定方法の違いは、「メンバーの納得感」や「意思決定にかかる時間の長さ」に影響してきます。

それぞれのメリット・デメリットを考えて意思決定方法を考えます。

合議で意思決定を行う時は、スピード感を意識しましょう。

そのために決定分析を行いましょう。

決定分析は、複数の選択肢の中から最適案を決定するプロセスのことです。

決定分析では、選択肢を選ぶための基準を複数出します。

 

次に、選択基準に優先順位をつけます。

そして、その選択基準を満たすであろう選択肢を複数出します。

 

そして最後に、優先順位の高い選択基準に合致する選択肢を選びます。

例えば、新ラーメンを出すことになった時に、

まずは選択基準であるコスパ、インパクトを挙げます。

次に、選択基準の優先順位を1.コスパ 2.インパクトとします。

そして選択肢を挙げていきます。味噌ラーメン、抹茶ラーメン、ビタミンラーメン等。

 

このように選択基準を明確にして、優先順位を決めておくと、スピーディーに意思決定をすることができます。

 

独裁で意思決定を行う時は、「良い意思決定」「正しい意思決定」にとらわれずに、「強い意思決定」「早い意思決定」を心がけるべきです。

 

意思決定者は、反対意見を持つメンバーのことを気にして、なかなか決められないという状況が生まれることがあります。しかし、意思決定者は孤独を恐れず、チームのために迅速に力強く意思決定しなければなりません。

 

意思決定は、意思決定そのものよりも、意思決定後に選んだ選択肢をどれくらい着実に実行し、正解にできるかどうかが重要

 

独裁による意思決定を成功させるのは、意思決定者ではなく、チームメンバー全員です。チームメンバー全員で意思決定を成功させましょう。

 

Engagementの法則

真似る

Engagementの法則は共感創造の法則です。

要するに、モチベーションの法則です。モチベーションを上げるためには何が大切なのでしょう。

 

モチベーションを上げるためには4P(4つの要素)を考えましょう。

Philosophy(理念・方針), Profession(活動・成長), People(人材・風土), Privilege(待遇・特権)の4つです。

 

このすべてを考えるとコストがかかりすぎるので現実的ではありません。

なので、どれか一つの要素を高めていきましょう。

チームメンバーが何に共感して、行動しているのかを説明できるくらいになりましょう。

 

また、モチベーションには方程式があります。

モチベーション=報酬・目的の魅力(やりたい)×達成可能性(やれる)×危機感(やるべき)

この方程式を先程の4つの要素に当てはめて考えてみましょう。

 

例えば、ディズニーのようなPhilosophy(理念・方針)型の人は、

「幸せを日本中に届ける」(報酬・目的の魅力)

目標を「1000万人2000万人3000万人の来客を集める」などのプロセスに分ける(達成可能性)

ゴールやプロセスの貢献が少なければ組織に所属できなくなるなどのペナルティを課す(危機感)

のようになります。

 

まとめ

この本は本当に良書だと思います。

チームで円滑に活動したい!成果を残したい!と考えている人にはとてもオススメです。

ぜひ読んでみてください!!

 

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